超常科学 -キリキリバサラ-

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    カテゴリ: 事件

    神隠し

    ある日、突然人が姿を消してしまう現象「神隠し」
    警察の発表では日本の行方不明者は毎年8万人を超える。
    今回は神隠しの事例と原因を事件と超常現象の目線からご紹介する。
    神隠し

    神隠しの意味

    神隠しとは、人が何の前触れもなく突然姿を消すことを指す言葉。
    あまりに不自然な現象であることから神様や物の怪の仕業ではないかとされ「神隠し」と呼ばれるようになった。現代では単に行方不明事件や失踪事件に対しても使われることもある。
    あまり知られていないが「天狗隠し」という呼び方も存在する。
    神隠しとは
    神隠しは失踪者が行方不明になる場所が、その土地で神域とされていた山や森であった為、神の仕業とされるようになったという。
    この神は山の神、森の神以外にも天狗、鬼などの物の怪とされることも多かった。
    また、神隠しには遭いやすい人間とそうでない人間がいるとされており、知的障害者や神経質な子ども、産後の女性や精神的に不安定な者が遭いやすいとされている。

    神隠しの事件・事例・スポット

    日本には神隠しとされている不思議な事件や、それが起こるとされる場所がいくつか存在する。
    ここでは神隠しの事件や事例、スポットをご紹介しよう。

    ①八幡の藪知らず

    八幡の藪知らずとは、千葉県市川市に在る森の呼び名で、古くから「足を踏み入れると二度と戻っては来られない」と呼ばれる神隠しスポット。
    八幡の藪知らずの神隠し伝説は江戸時代から存在し、近隣住民は現在でも立ち入ることを禁じている。
    八幡の藪知らず

    ②赤城神社の神隠し

    1998年、千葉県の主婦志塚法子さんが家族と赤城神社に訪れそのまま行方不明になるという事件が起きた。
    雨天のため家族は車に留まっていたが、法子さんは「せっかくだからお賽銭をあげてくる。」と言い残し一人で神社に向かった。
    その後、娘が何故か境内とは別方向でたたずむ法子さんの姿を目にしているが、これを最後に彼女は消息を絶ってしまう。
    赤城神社 神隠し
    戻らない法子さんを心配した家族が警察に通報し、100人体制での捜索が行われたが、結局彼女が見つかることはなかった。
    山道は綺麗に整理されていたため崖などの危険な場所に迷い込むことも考えにくく、不審な人物の目撃情報もなかったという。法子さんは一体どこへ行ってしまった?

    ③松岡伸矢くん行方不明事件

    松岡伸矢くん行方不明事件は、1989年に徳島県貞光町で起こった幼児の失踪事件。
    当時4歳だった松岡伸矢くんは家族に連れられて徳島県の親戚宅を訪れた。
    翌朝、父親が伸矢くんと当時2歳の弟、従兄弟の子どもの4人で散歩に出かける。
    松岡伸矢くん行方不明事件
    朝食を済ませていなかったため散歩は10分ほどで切り上げられ、家の玄関に戻ったときには、父親は伸矢くんの姿を確認している。しかし、弟を預けるために家にあがり玄関に戻ると伸矢くんの姿はどこにもなかった。父親が目を離したわずか40秒ほどの出来事だ。
    その後、警察により200人が動員され3ヵ月に及ぶ捜索が行われたが、結局伸矢くんを見つけることはできなかった。
    現場は近隣に家はなく、外部からの出入りがほとんどない場所だった。また、不審な車なども目撃されていない。

    ④石井舞ちゃん行方不明事件

    石井舞ちゃん行方不明事件は、1991年に福島県船引町で当時7歳の石井舞ちゃんが行方不明になった事件。自宅でしかも深夜に姿を消したことから奇妙な失踪事件として知られている。
    事件当日、舞ちゃんの家には祖父母、父母、二人の兄弟に加え、父親の姪とその恋人、母親の友人の子ども二人が泊りに来ていた。
    舞ちゃんは母親の友人の子どもたちと一緒に寝ていたが、深夜に子どもたちが目を覚ますと舞ちゃんの姿が消えていた。
    石井舞ちゃん行方不明事件
    祖父母が深夜に姪の恋人がいなかったことを確認していたため、恋人である20歳の男性が警察から取り調べを受けることになる。しかし、男性は友人に会うためにタクシーに乗って出かけていたと証言し、その言葉のとおり彼を乗せたというタクシー運転手も確認され罪に問われることはなかった。
    警察の捜査で自宅の周りには関係者以外の足跡は発見できなかった。

    ⑤北海道室蘭女子高生失踪事件

    北海道室蘭女子高生失踪事件は、2001年に北海道室蘭市で当時16歳の千田麻未さんが行方不明になった事件。その日、麻未さんはバイト先の講習を受けるためにバスに乗って出かけた。
    しかし、何故か麻未さんは降りるはずのバス停では下車しておらず、3つ先のバス停付近で学校の同級生と挨拶を交わしている。
    その後、近くのショッピングモールの化粧品コーナーで買い物をする麻未さんが監視カメラに映っている。
    北海道室蘭女子高生失踪事件
    ショッピングモールを出た後に麻未さんは恋人と携帯電話で話をしており、バイト先のパン屋がある繁華街にいると伝えたそう。
    麻未さんは「いま話せないからあとでかけなおす」と言って電話を切りその後行方がわからなくなる。
    警察は麻未さんに最後に会っていたと思われるバイト先の店長を取り調べたが、店長の男は彼女は結局店には来なかったと証言した。
    男の自宅と店舗の両方が調査されたが、事件に結びつくものは発見されず事件は未解決のまま今でも麻未さんの行方はわかっていない。

    ⑥タケノコ掘り行方不明事件

    2005年、香川県坂出市の竹林でタケノコ掘りをしていた当時5歳の大西有紀ちゃんが行方不明になった事件。有紀ちゃんは母親と小三の姉と一緒にタケノコ堀りに参加していたが、「もう一本取ってくる。」と言って竹林に入ったまま姿を消えた。
    有紀ちゃんの姿が見えないことに気付いた母親はすぐに参加者と周囲を探索し警察に通報する。
    タケノコ掘り行方不明事件
    警察の捜索もむなしく有紀ちゃんが見つかることはなかった。
    当初は近くの池に落ちたのではないかといわれていたが、池の水を抜いても有紀ちゃんは発見されなかった。警察犬を使った捜索では4頭の犬すべてが同じ場所で動きを止め、車で連れ去られたのと同じ反応を示した。
    しかし、その場所は竹林にできた僅かな空間で、車両が侵入できる場所ではなかった。
    有紀ちゃんは一体どこへ行ってしまった?

    ⑦坪野鉱泉女性失踪事件

    坪野鉱泉は富山県魚津市にある倒産した旅館の廃墟。
    1996年にここで肝試しをしたと思われる女性2名が行方不明になっており、有名な心霊・神隠しスポットとして知られている。行方不明になった女性二人は家族に肝試しに行くと伝えて出かけた切り連絡が取れなくなる。警察の捜査もむなしく現在も二人は見つかっていない。
    坪野鉱泉女性失踪事件

    神隠しの真相と考えられる原因

    古来より神隠しとされてきた現象の正体とは何だろう?
    次は、神隠しの原因として上げられる有名な説をご紹介する。

    ①家出・迷子説

    失踪と聞いて警察が最初に考えるのが家出だという。
    事実、神隠しに遭ったといわれていた人が後から戻ってくる事例も存在する。
    また、単なる迷子であったということも考えられる。
    しかし、家出をするには幼過ぎる子どもが行方不明になっているケースも多く、迷子や事故であれば見つかるはずの姿を確認できないのが神隠しの不思議で厄介なところである。

    神隠し 家出

    ②誘拐・拉致説

    神隠しに遭った人は家族や警察が捜索しているのにも関わらず姿を確認できないことから誘拐や拉致などの事件に遭ったのではないかとする説。
    家出ではない失踪があった場合、警察は事件も視野に捜査を開始する。
    現在では神隠しとされる事件の多くは誘拐や拉致によるものだとされている。
    しかし、松岡伸矢くん行方不明事件のように不審人物が目撃されていない事例も確かに存在する。
    神隠し 拉致 誘拐

    ③殺人事件説

    誘拐や拉致と同じく被害者を発見できないことから殺人事件に巻き込まれ死体を犯人が隠したとする説これも現在では有力な説とされている。しかし、やはり外部との接触が考えにくいタケノコ掘り行方不明事件などではこれを当てはめるには不自然過ぎる。
    神隠し 殺人事件

    ④間引き説

    日本では古来から「姥捨て」などの家族の間引きが行われてきた歴史がある。
    そのため、神隠しといわれる事例もこれらの風習を隠すために生まれたという説がある。
    神隠しに遭いやすいとされていたのは障害者や問題のある子どもなど社会的弱者や社会不適合者だったとされている。
    しかし、近代ではこのような習慣が残っているとは考えにくく、何かしらの事件に巻き込まれたと考えるのが普通だと思われる。
    神隠し 間引き

    ⑤異次元移動説

    最後にキリキリバサラらしくオカルト的な目線で神隠しの原因を考えてみたいと思う。
    神隠しの多くはおそらく誘拐や殺人などの人為的なものだと思われる。
    しかし、神隠しの中にはどう考えても突然消えたとしか思えない事例が存在することも確か。
    それらの原因としてよく語られるのが異次元移動説。
    神隠し 異次元
    世界ではタイムスリップやテレポートなど時代や空間を移動したとしか考えられない超常現象が報告されている。神隠しもこれらと同じで異次元を通って別世界や別の時代に移動したものだとする説。
    UMAなどの未確認生物は異次元から逆にこちらの世界にやってきた生物なのではないかという話もあるが・・・。神隠し異次元移動説、反論したいが、可能性は限りなくゼロではない。

    管理人:ニート神
    からのひとこと

    神隠しにあったとされている消えてしまった人々・・・
    彼らは一体どこへ消えた?







    日本の未解決事件

    警察の度重なる捜査にも関わらず、解決せずに迷宮入りする事件は数多く存在している――。
    凶悪な事件を起こした犯人が私たちの側にいるかも知れないと思うと恐怖を覚えます。

    今回は日本国内で起こった未解決事件を「12」の記事に別けてご紹介します。

    ⑫荒川連続自転車通り魔殺傷事件

    荒川連続自転車通り魔殺傷事件は1959年に起きた連続通り魔事件。
    被害者の証言によると犯人は15~16歳ほどの少年で、自転車で追い抜き際に突然刃物で胸を切りつけたという。
    被害者は当時8歳の少女を含む20人の女性で、そのうち16歳の少女が襲われた後に死亡している。
    さらに犯人は被害者宅に「あまり騒ぐな」という内容の脅迫状を送り付けており、周辺住民は恐怖に怯えることになった。犯人とされる人物数人が捜査上に数人挙がったが、特定には至らずそのまま時効を迎えることになった。

    荒川連続自転車通り魔殺傷事件

    管理人:ニート神
    からのひとこと 

    紹介した事件すべて許されることも無かった事にされるのも
    忘れ去られることもあってはいけないね。


     

    日本の未解決事件

    警察の度重なる捜査にも関わらず、解決せずに迷宮入りする事件は数多く存在している――。
    凶悪な事件を起こした犯人が私たちの側にいるかも知れないと思うと恐怖を覚えます。

    今回は日本国内で起こった未解決事件を「12」の記事に別けてご紹介します。

    ⑪佐賀女性7人連続殺人事件

    佐賀女性7人連続殺人事件は1975年から1989年にかけて佐賀県で7人の女性が殺害された未解決事件。
    7人中6人が水曜日に行方不明になっているため「水曜日の絞殺魔事件」とも呼ばれていた。
    発見された遺体のうち5人は死因が絞殺(残り2名は遺体の損傷がひどく死因不明)であることから同一犯の犯行と考えられたが、犯人とされる人物が特定されたにも関わらず4件が不起訴、残り3件も証拠不十分で無罪判決が出ている。

    佐賀女性7人連続殺人事件一人目の被害者は12歳の少女で自宅で留守番中に行方不明になり、小学校の便器の中に遺棄されているところが発見された。
    二人目の被害者は20歳の女性で、やはり小学校のトイレで死体が発見されている。
    その後も27歳で工場勤務の女性と、小学五年生の少女が殺された後に死体を遺棄された。
    残りの女性三人は崖の下で同時に死体が見つかっており、まとめて「北方事件」と呼ばれている。
    この7件の殺人事件は時効を迎え、現在では迷宮入りしてしまった・・・
     

    日本の未解決事件

    警察の度重なる捜査にも関わらず、解決せずに迷宮入りする事件は数多く存在している――。
    凶悪な事件を起こした犯人が私たちの側にいるかも知れないと思うと恐怖を覚えます。

    今回は日本国内で起こった未解決事件を「12」の記事に別けてご紹介します。

    ⑩世田谷一家殺人事件

    2000年12月30日、東京都世田谷区に住む夫婦と長女長男の四人家族が何者かの手によって殺害された。
    父親は頭を包丁で刺されており、母親と長女は顔や首をめった刺しにされていた。
    息子は絞殺され、鼻からの出血していた以外には外傷がなかった。犯人は犯行後も現場に長時間滞在し、パソコンを使用したり冷蔵庫の中のものを食べていたことがわかっている。
    血痕や指紋も多く残しており、DNA鑑定もされているが犯人の特定にはつながっていない。
    2017年現在も未解決事件として扱われている。

    世田谷一家殺人事件

    日本の未解決事件

    警察の度重なる捜査にも関わらず、解決せずに迷宮入りする事件は数多く存在している――。
    凶悪な事件を起こした犯人が私たちの側にいるかも知れないと思うと恐怖を覚えます。

    今回は日本国内で起こった未解決事件を「12」の記事に別けてご紹介します。

    ⑨北海道警察本部爆破事件

    1975年7月19日に北海道の警察本部庁舎が爆破されるテロ事件が起きる。
    庁舎の3階にあったロッカーが爆発元だとわかっている。4人が負傷する事態になるが、爆破が土曜日だった為被害者は少数で済んだ。
    捜査の結果、この爆弾は粉ミルク缶に火薬を詰めて作られていて、殺傷能力を上げるためにパチンコ玉が入れられていた。

    北海道警察本部爆破事件同日、北海道警察に「大通公園コインロッカー18号」とだけ話して切れた不審な電話が入っていた。
    警察が現場を調べたところ「アイヌモシリを植民地支配している北海道警察を攻撃した」と機械で打たれた犯行声明が見つかる。
    容疑者と思われる男も逮捕されたが、証拠不十分で釈放されており最終的には未解決事件の一つとなってしまう。
     

    日本の未解決事件

    警察の度重なる捜査にも関わらず、解決せずに迷宮入りする事件は数多く存在している――。
    凶悪な事件を起こした犯人が私たちの側にいるかも知れないと思うと恐怖を覚えます。

    今回は日本国内で起こった未解決事件を「12」の記事に別けてご紹介します。

    ⑧長岡京殺人事件

    1979年5月23日に長岡京市のスーパーでパートをしていた女性二人が、仕事後にワラビ採りに出かけそのまま行方不明になった。
    女性二人は二日後、絞殺死体となって発見されたが、服のポケットから「オワレている たすけて下さい この男の人わるい人」と書かれたレシートが見つかった。

    長岡京殺人事件女性のうち一人は「30か所以上殴られ」、「内臓が破裂し」、「肋骨も骨折していた」。
    また、体内からは犯人のものと思われる体液が見つかった。
    もう一人の女性は「50か所以上殴られ」、「包丁が体に突き立てられていた」。
    また二人とも「アキレス腱を切断」されている状態だった。
    現場近くでは以前からレイプ事件が多発していて、非常に見通しの悪い場所だった。

    結局犯人は見つからないまま1994年5月24日に未解決事件になってしまう。

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