超常科学 -キリキリバサラ-

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    カテゴリ: ミステリー

    古代遺跡

    もう知り得ることのできない古代を深く考える時、遺跡が歴史と現人類とを繋いでくれる。
    しかし歴史の中で失われた情報、そして追加された情報、改竄、ねつ造された情報、さまざまな事象が重なり、いつしか謎となってしまったことも世界には数多ある。
    今回はその中から7つの不思議として、少し変わった遺跡などにまつわる話を紹介しよう。

    ①ジャームのミナレット

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    アフガニスタンの奥地の山岳地帯に突如と高く真っ直ぐに60mの塔がそびえ立つ。
    この塔は『ジャームのミナレット』と呼ばれる。
    このレンガ造りの塔の側面には古代イスラムのカリグラフィーや幾何学模様が繊細に彫り込まれており、所々鮮やかなターコイズブルーのタイルで彩られ、非常に美しく、優美な姿をしている。

    この塔は、約800年前に当時この一帯を支配していたゴール朝によって建てられたとされている。
    その目的などは不明だが、歴史上の謎の一つに繋がる鍵を握る重要な建築物であると言われている。

    ゴール朝とは12世紀後期~13世紀前期にガズナ朝を略奪したアラー・ウッディーン・ムハンマドによって建てられた王朝で、アフガニスタン、現在のイラン、パキスタン、インド地域を支配する巨大勢力だった。
    その時代にフィロッコ、別名ターコイズマウンテンと呼ばれる都市が存在したという。
    フィロッコは、ユダヤ教徒、キリスト教徒、ムスリム教徒が平和に共存していた素晴らしい都市だったと言われている。
    しかし、その後ゴール朝は分裂により勢力をなくし、消滅。それに伴い素晴らしい都市、フィロッコの場所も不明となり、長年人々の好奇心を刺激してきたのである。

    『ジャームのミナレット』は、そのフィロッコが存在していた証明になるのではないかという説が根強く残っている。これは、アフガニスタンの容易には到達できない場所に建てられたことも、理由のひとつだろう。また、8世紀もの間アフガニスタンという、地震も水害も多く、乾燥や猛暑に曝されるこの土地で、誰にも知られずに残っていたという事実だけを切り取っても非常に好奇心を刺激するミステリアスな塔である。

     現在『ジャームのミナレット』はユネスコの世界遺産としても登録されたが、水害などによる劣化が激しく、危機にある遺産として認定されている。伝説の都市を明かすきっかけになる可能性がある塔が、今度は歴史の中に姿を消してしまう、ということにならないことを祈りたい。

    ②エメラルド・タブレット


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    錬金術ファンにとっては好奇心をかき立てられてしょうがないのが
    錬金術の基本思想(あるいは奥義)が、記されたといわれる板、エメラルド・タブレットだと思う。
    このタブレットは存在さえ確認されたことがなく、どの様なものであったかさえ定かではない。
    現存するのはいずれもその翻訳とされる文章のみ
    だが、そこには錬金術の神髄である『賢者の石』(卑金属を金に変える際に使用する触媒)に関する記述があると言われ、長年錬金術ファンの間で議論が交わされてきた。

    最初にエメラルド・タブレットが確認されたのは6世紀~8世紀のことだった。
    元々このタブレットは古代シリア語で書かれていたが、まずアラビア語に翻訳されたという。その後も多くのものがその存在に魅了され、日本語を含む多言語に翻訳し、錬金術の奥義をつかむべく、その謎の解明に挑んできたとされる。その中には、かのアイザック・ニュートンもいたと伝わっている。

    実態が確認されたことがないため、現在までに様々な噂や説が語られている。その起源についても、所見によっては1200年前、または3800年前などと大きな開きがある。しかし比較的統一されている情報としては、発見されたのはエジプトピラミッドの隠し部屋内だということ、伝説的な錬金術師・ヘルメス・トリストギメスが関わっているということ、そしてこれが世界最古の書籍であるということだ。

    エメラルド・タブレットには、錬金術の基本原理とされる『As above, so below』(下のものは上のもののごとく、上のものは下のもののごとし)と、記されているという。この板の意味を理解することができれば、『賢者の石』の錬成に成功した後に錬金術の真髄に辿り着けるのかもしれない。

    ③アンティキティラ島の機械

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    沈没船から発見された古代のものがその頃にはあるはずのない技術を備えていた。
    そんなSF映画のような話が現実にも起こったことがある。
    それが、『アンティキティラ島の機械』と呼ばれる銅版だ。
     
    この銅版は約2000年前のギリシャの沈没船の中から見つかった。
    銅版には、連動して動くからくりが仕込まれている。発見当初は船の中で見つかったということもあり、航海のために使用されていたナビゲーターではないかと思われていたが、後の研究により、この機械は実は非常に精巧な天体カレンダーとしての機能を持っているということが判明している。
    また内部をエックス線で透視したところ、多数のギアの存在する複雑な構造をしていることが確認され、他にもまだ解明されていない機能を秘めている可能性もあるという。

    もちろん、2000年前にはこの様な技術は存在していなかった。
    あまりにも卓越した技術と精巧性を持っているため、世界最古のアナログコンピューターと言われることもあるほどだ。

    誰が何のために作り、どの様に使用していたかは謎に包まれたままである。
    しかし非常に優秀な人間が丁寧に作ったことは間違いない。その様な技能を持った人たちが何を考え、どの様に作ったのか、またどの様な社会で使用されていたのか、古代ロマンへの想像が膨らむ。

    ④ドロパストーン

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    1938年に中国、バヤンカラ山脈を調査目的で訪れていたチャイ・プー・テイ博士がとある洞窟を発見した。中に入って様子を見てみると、どうも以前に文明が存在し、人々が住んでいたような形跡が発見された。
    そしてさらに先に進んでみると、通常よりも大きな頭蓋骨と共に、石で出来た716個もの大量の円盤が転がっていたという。

    円盤はそれぞれ直径30㎝ほどで、真ん中に穴が開いている。
    そして円盤には穴を囲むかのように2重の溝が掘られ、その溝の間にヒエログリフのような文字が描かれていた。その後の調べで、この円盤は10,000年~12,000年前のものであるという結論が出される。
     
    そして、調査ではだんだんと他にも信じられないようなことが明かされていった。
    それはこのヒエログリフのような文字を解読してみると、地球外生命体の乗った飛行物が故障し、その地に墜落した、ということが克明に記録されていたのである。
    そして自分たちのことを『ドロパ』と呼んだ地球外生命体はその洞窟に住みつき、その後も子孫がそこで暮らしているというのである。

    これらの衝撃的な話は、オックスフォード大学教授・カーリー・ロビン・エヴァンスと名乗る人物が、『Sungods in Exile』という本で紹介したことから、世界中を駆け巡った。
    だが、話が広がると共に、事実ではないのではないか、という疑惑もついて回る。
    なぜならば、1938年に行われたという調査の記録もなければ、実際の円盤は確認が取れず、唯一証拠となるものといえば写真のみ。ハッキリとした証拠となるものは何ひとつもなかったのだ。

    その後、1988年には本の作者であるデビット・アゴモンが『Sungods in Exile』に関してはエヴァンス教授の存在も全て自分の作り話だったと白状し、疑惑はさらに高まった。

    しかし、地球外生命体の存在を信じるものの間ではいまだにこの円盤はUFOであったという声もあり、ドロパストーンの真意についての議論はまだ続いている。

    ⑤イカの石(カブレラ・ストーン)

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    1961年、ペルーの内科医、カブレラ博士は42歳の誕生日に友人から小さな箱に入ったプレゼントをもらった。その箱を開けてみると、複数の石が入っており、その中の一つに絶滅種とされる魚が彫られていたという。このことに感動した博士は、コレクションを開始し、76年にカブレラ教授は『イカの石に刻まれたメッセージ』という本を出版。その中では「地球上にかつて存在した高度に発達した文明が、石の表面にその発展の歴史を記し、何らかの世界規模のカタストロフィが起こる前に石を残して地球を去った」という仮説を示した。

    これらの石は500年~1500年前のものとされ、模様を見てみるとインカ文明にはよく見られた性描写、そして心臓手術や、脳移植、また恐竜と人間が共存しているかのような模様などがクッキリと彫られていた。
    もし、この様な様子がインカ帝国で見られていたとしたら、今までの歴史の解釈を覆す大きな発見であったことは間違いない。

    博士の発表後、この石は世界中で話題になった。だが、お金になるのであれば、とマネして偽物を作って売るものが現れ、しまいには偽物の偽物までが現れるなど、場は混乱し始め、さらには彫られたイメージの真偽についても論争が起こる。
    また、恐竜と人間が共存していたことはないという定説を覆すような内容は嘲笑の対象となったが、共存説を信じるものからは証拠が見つかったという声も上がっていた。

    結局、偽物を作ったと白状した農夫が逮捕され、作り話であり、彫られたイメージもでたらめだという結論に達している。だが、当初カブレラ博士が集めていた「イカの石」の真偽については、確証が得られていない。

    ⑥ジョージア・ガイドストーン

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    ジョージア・ガイドストーンは、アメリカのストーンヘッジと呼ばれる、謎に満ちた4つの巨大石から成るモニュメントである。だが、ストーンヘンジのように古代遺跡というわけではなく、こちらは1979年に謎の男、R.C.クリスチャンから建設の依頼を請けた会社がジョージア州に建てたものである。

    このR.C.クリスチャンという男は身元をハッキリ明かさず、『ロイヤル・アメリカン』という団体のものだとするだけで、名前も本名ではなかったようである。
    その後、この石像の謎を聞き出すために探偵を雇うなど様々な方法で依頼主の消息を追ったが、見つかることはなかった。

    このガイドストーンには新世界秩序10戒が8か国語 (英語、スペイン語、スワヒリ語、ヘブライ語、ヒンズー語、アラビア語、中国語、ロシア語)で刻まれている。そしてこの石の並び方も天体の動きと共鳴するように作られていると言われ、いかにも深い意味がありげな作りになっている。

    この10戒の内容は、現在の世界のあり方を変えようというものなのだが、一番インパクトが大きいのは現在60億人いる世界人口を調和のために5億人に削減しようというものだろう。このような内容が8か国語で記されているとなると、陰謀説の存在がちらつくようでもある。

    この謎めいた存在は人々の興味を引き付け、現在このガイドストーンは観光地化している。
    しかし、その一方で10戒に賛成しない人たちがしたと見られる反対を説く落書きが所々に書き込まれ、建設当初と景観が変わってきているところもある。
     
    依頼主不明、謎に包まれた石像は意味深な存在感を放ち、今日もアメリカの地に立っている。

    ⑦古代文明の死体処理場

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    現在のボリビアに当たる地域では、1世紀頃にアンデス川を中心として文明が栄えていた。
    この文明にはあまり知られていない奇妙な風習があったことが、遺跡から判明した。

    2005年~2007年に掛けてチチカカ湖周辺で行われていた発掘調査によって存在が判明したこの遺跡は、当初は単純に住居跡だと考えられていた。
    そのため発掘調査に当たっていたアメリカ、フランクリン&マーシャル大学のスミス教授を始めとする調査チームは食器や調理器具などが見つかるだろうという見通しだったのだが、実際に掘り出されたのは、25人分はあるだろう細かい人骨だった。

    住居だと思われていたこの部屋では一体何が行われていたのだろう。
    この骨を詳しく調べていく過程で、部屋の目的がハッキリと見えてきた。

    これらの骨には化学物質がついており、それを温めて水と混ぜると、脂肪や体の組織を溶かす物質になるということが判明したのだ。つまり、古代ボリビアの人たちはこの部屋で人体を溶かしていたと考えられるのである。

    骨をさらに調べてみると、この遺跡で溶かされていたのは地元の人たちではなく、立ち寄った移動民族のものであるということもわかった。移動しながら生活する人々は、荷物を最小限に抑える必要があるが、亡くなってしまった近しい人を近くに感じるために、肉を溶かし、骨の状態で持ち歩いて一緒に旅を続けていたのであろう。

    今回見つかった遺跡によって、生と死の境があまりなく、人の姿は変わっても、関係性はそのまま続くという、古代の人々の死生観がよくわかる結果となった。


    古代遺跡やオーパーツ
    を7つ紹介
    その中には古代ロマンを求めるあまり生まれた、少しきな臭い謎もあれば
    もう答えを知り得ることのない謎、そして調査により解決された謎など、様々なものがある。
    共通して言えるのは、過去は人々の好奇心と探究心を強く刺激するということ
    私たちが住む現代もいつか古代となっていく。
    未来の世界に私たちはどのような謎を残し、どの様な刺激を与えるのだろう?

    管理人:ニート神
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    To Be Determined



    呪われた物 2

    欧米では「この世を離れるのを拒んだ亡霊や、物の怪などの超自然的な存在が、生きている人間に取り憑こうとする」過程の中で、霊が物に取り憑くと見ている。「呪いの館」などがその有名な例だが、宝石や絵画など、比較的小さな物にも取り憑くことが多く、世界には呪われたアイテムが数多く存在するとされている。

    今回は、そんな呪われた物の中から、世界的に有名な「呪われた物」を前回と同様ご紹介しよう。

    ①ディブクの箱

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    ユダヤ人の伝説によると、「ディブクの箱」とは、古代の邪悪な悪霊が取り憑いた木製の箱のこと。
    この悪霊は非常に強い力を持ち、人間に取り憑こうとするという。

    2001年9月、アンティーク・バイヤーとアンティーク家具を補修/復縁する専門の熟練労働者が、オレゴン州ポートランドで行われた「103歳になる老女のエステートセール」に行った。
    エステートセールとは、老人がホームに入所したり、死亡したとき、住んでいた家の中にある家具や遺品を整理目的で売りさばくことで、アメリカでは一般的に行われていること。
    このセールで、バイヤーたちは、古いワインキャビネットを購入したのだが、その際、孫だという女性から、「老女がナチスによるユダヤ人大虐殺の生き残りだったこと」「このキャビネットと共にアメリカに移住したこと」「キャビネットはいつも隠されていたこと」「『ディブクという凶悪な霊が入っているから絶対に開けてはならない』と言っていたこと」「自分が死んだときに一緒に埋めて欲しいと切望していたこと」を明かされた。しかし、死んだときに一緒に埋めるのは、ユダヤの伝統に反するため売りに出すことにしたというのだ。

    悪霊話を信じないバイヤーは気にすることなくキャビネットを持ち帰り、店の地下にあるワークショップに置いたのだが、電気が突然消えたり、ドアや門に鍵がかかるなどの不思議な現象が次々と起こるように。地下室はネコの尿を撒き散らしたような悪臭がたちこめ、電球は取り替えてもすぐに割れてしまった。店員たちは、「地下から恐ろしげな音が聞こえる」と気味悪がり、バイヤーは仕方なくキャビネットを自分の母親に贈ることにした。だが、母親はキャビネットを受け取った直後、脳卒中で倒れ入院。
    病院で泣きながら「プ、レ、ゼ、ン、ト キ、ラ、イ」と指で書き訴えたという。

    バイヤーはその後もキャビネットを人に譲ろうとしたが、誰もが「薄気味悪い」と言い、つき返されてしまった。そのうち、バイヤーは同じ内容の悪夢を繰り返しみるようになり、日中も蠢く人影を見るようになった。首筋に息を吹きかけられている感覚がして、振り向くと、黒い影がキャビネットを保管している場所にスッと入っていくのを目撃したこともあった。ディブクの箱伝説は本当なのだと確信したバイヤーはキャビネットを手放す決心をし、米最大手オークションサイト『eBay』に「呪われたディブクの箱」と説明文をつけ出展した。

    キャビネットは、ミズーリ州の医療博物館の館長を務める男性が落札。
    男性も奇妙な経験をするようになり、ディブクの箱についての本『The Possession』を執筆。
    ベストセラーとなり、2012年に『ポゼッション』というタイトルで映画化された。

    ②呪われた絵画「抵抗する手」

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    2000年、米大手オークションサイト『eBay』に、ビル・ストーンハムという画家が1972年に描いた「抵抗する手」という絵画が出展された。無数の手が浮き出ているガラス張りの玄関の前に立つ少年の横に、少女型の人形が立っているという何とも薄気味悪い作品で、俳優のジョン・マーリーが長年所持していた。
    『eBay』に出展したのは、ジョンの後に、この絵を所有したカリフォルニア州在住の夫婦で、「この絵を所有することにより起こりえる問題」という警告文が記されていた。

    その警告文には
    「夜中、絵の中の少年と人形が動きまわり、キャンパスから消えてしまうことがある」
    「絵をかけていた部屋に、絵の中の少年が入ってきたことがる」
    「絵を見たものは、誰もが気分が悪くなり、意志薄弱になる」
    「小さな男の子が、絵を見た瞬間、叫びながら部屋を走り出たことがあった」
    「絵を見た瞬間、誰かにつかまれているような感覚や、熱風を感じる大人が多い」
    と、気味が悪いことばかり書かれており、オンライン上の『eBay』でこの絵を見ただけで、不安な気持ちになったり、恐怖に襲われる人が続出。
    この絵をプリントアウトしようとしたところ、ほかのものはプリントできるのに、この絵だけはプリントできずエラーになってしまうという怪奇現象を経験した人もいた。

    絵は、ミシガン州グランドラピッズのアート・ギャラリーが落札。
    描いた画家にコンタクトしたところ、「呪われた絵として話題になっているとは知らなかった」と驚きながらも、この絵を所持していた最初の2人が、1年以内に急死していたことを告白。
    この絵は、霊を招くもので、悪霊に取り憑かれてしまったのだろうと、多くの人が推測している。

    ③悪霊に取り憑かれた人形、アナベル

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    1970年、とある女性が大学に通う娘のために、アンティークショップで“ラガディアン&アンディ”風の人形を購入。
    娘は喜びルームメイトと住むアパートに持ち帰ったのだが、その途端、奇怪なことが起こるようになった。
    誰も触っていないのに、人形の位置が変わったり、別の部屋に移動するようになったという。
    床に見たこともない羊皮の紙が落ちており、手に取ると、明らかに子どもだとわかるような字でなぐり書きされていた、という気味の悪いこともあったという。
    怪奇現象はヒートアップし、布製の人形であるにもかかわらず両足で立つようになり、娘たちは霊媒師に鑑定してもらうことにした。

    霊媒師は「この人形は昔、このアパートで亡くなったアナベルという名の少女の霊に取り憑かれている」と鑑定。「あなたたちが好きで、一緒にいたいといっている」と伝えられた娘たちは、「いいわよ」と言い人形を持ち帰った。しかし、部屋に泊まった娘のボーイフレンドが夜中、人形に襲われ、胸と喉に無数の深い切り傷を負うという一大事が起き、娘たちは藁をもすがる気持ちで、著名な超能力調査官、ウォーレン夫妻に連絡。夫妻は「人形に取り付いているのは、少女の霊ではない。たちの悪い悪霊が、娘たちに取り憑こうと少女の霊だと嘘をついているのだ」と鑑定した。

    夫婦に引き取られたこの人形は、現在、コネティカット州のオカルト博物館に、ガラス張りのキャビネットに入れられ、「警告:絶対に開けないでください」という警告文と共に展示されている。

    管理人:ニート神
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    Ancient ruins




    呪われた物

    世に出回っている呪われた物の圧倒的多数が偽物だとされているが
    真偽は置いておいて、超常現象研究者たちが本物だと認定した物も少なくない。
    今回は、世界的に有名な『呪われた物』を、いくつか紹介しよう。

    ①血で塗られた絵画

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    イングランド北部の町に住むショーン・ロビンソンは、2010年、祖母から「苦悩に満ちた男」という恐ろしげな絵画を相続した。

    祖母は生前、「この絵を描いた画家は、自分の血と絵の具を混ぜ合わせて、この絵を描いた。そして完成後、自殺をした。画家の苦しみが呪いとしてこの絵に取り憑いており、悪さをする。悪魔の絵だ」「この絵を壁にかけていると、話し声や、すすり泣く声が聞こえる。家の中を男の影が彷徨うようになる」と言い、25年間屋根裏に仕舞いこんでいた。

    呪いなど特に気にしないショーンは、絵を自宅に持ち帰ったが、その夜から家の中で奇妙な現象が起こるようになった。

    息子は階段から転げ落ち、妻は誰かに髪を撫でられているような感じがしたと主張した。

    家族全員が、男の影が横切るのを目撃し、夜中に、すすり泣く声やもだえ苦しむ声を聞くようになった。
    その超常現象は酷くなる一方で、彼が寝ている寝室の隅から泣き声が聞こえるようになり、寝ている彼らを男の影が見下ろすまでになったという。

    超常現象など信じていなかったショーンだが、絵画が原因なのかもしれないと思うようになり
    絵の前にビデオカメラを置いて夜通し撮影することにした。

    すると、気味の悪い声や、煙のようなものが現れたり、ドアがひとりでにバタンと閉まったり、壁から絵が落ちるなどの現象が撮れてしまった。
    驚いたショーンは「誰かアドバイスをくれるかもしれない」とYouTubeにこのビデオをアップ。
    一部のネット住民たちを恐怖の底に陥れた。

    その後、ショーンは一時的に両親の家に身を寄せたのだが、絵画を持参したせいか、父親が階段から転落
    絵の呪いだと確信した彼は、超常現象研究グループにコンタクトをとり、問題の絵画を検証してもらうことにした。

    2013年5月、研究グループは12世紀(西暦1101年から西暦1200年)からある幽霊屋敷として有名なチリンガム城で、城に住む幽霊にこの絵のことを訪ねようと霊的交渉を行った。

    しかし、城の霊は、絵画に取り憑いた霊を嫌い、激怒したという。
    城の霊はポルターガイストを起こし、研究者たちを追い出した。
    この交渉には20人あまりが立ち会っており、全員が恐怖の体験をしたと報告。
    ほかの霊も嫌うほど、絵画に潜む霊は悪いものに違いないと囁かれている。

    呪いの絵のポルターガイスト現象を検証した動画


    ②呪いがかかった人形、ロバート

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    1904年、フロリダ州キーウエストのオット家に仕えていたハイチ出身の使用人が、その家の4歳になる坊や、ロバート・ユージーンに、個性的な顔を持つ大きな手作りの人形をプレゼントした。

    ロバートはこの人形をとても気に入り、自分と同じロバートという名前をつけ、楽しげに話しかけ、一日中、一緒に過ごすようになった。
    しかし、周囲は人形を気味悪がり、「人形から薄気味悪い声がもれるのを聞いた」「悪魔の人形だ」と言うようになった。

    部屋がめちゃくちゃに荒らされたり、花瓶が粉々に割れるという酷いことが起きるたびに、ロバートは真っ青な顔でぶるぶる震えながら、「ボクじゃないよ。人形のロバートがやったんだ!」と言うようになり、家族はその人形を毛嫌いするようになった。

    ロバートはキーウエストを代表する画家になり、アンという女性と結婚したが、あの人形は大人になっても、いつも側に置いていた。絵を描くときは人形と共にアトリエにこもったという。
    結婚後、人形を嫌がる妻の気持ちを考え、屋根裏部屋を人形の部屋にしたが、「ロバートが、屋根裏部屋からじゃ、眺めが悪いって言うから」と言い出し、結局、見晴らしのよい寝室を与えてしまった。
    そして、窓の側に椅子を置き、人形を外に向けて置いた。家の前を通る、多くの人が、窓際に置かれたこの人形が動いたり、恐ろしい形相になるのを目撃している。
    ロバートはアンにDVをしているとの噂も流れるようになったが、彼はそれも人形がやったと主張していたと伝えられている。

    1972年、ロバートは死去。人形は屋根裏部屋に放置され、アンの死後、家は売却された。
    新しく移り住んだ家主には、10歳の少女がおり、人形を気に入り自分の部屋へと移したが、人形が動き回ったり、襲いかかったり、殺されそうになったと泣き叫ぶようになったため、イースト・マーテロー博物館に引き取ってもらうことになった。

    この人形のロバートは、現在もイースト・マーテロー博物館に展示されている。
    多くの観光客が、ロバートが動いた、表情が変わった、声が聞こえたと証言しており、今なお強い超常現象を起こしていると信じられている。

    ③家族を全員死なす「死の女神」

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    「死の女神」という愛称を持つ、純粋な石灰岩で彫られた女性像は、キプロス共和国のレンブで1878年に発見された。像は、"豊穣の女神"を象徴したもので、西暦紀元前3500年頃に作られたものと見られている。
    「死の女神」と言われるようになったのは、その名の通り、像を所有した人とその家族が数年で全員死んでしまったからだ。

    像が発見された後の最初の持ち主であるエルフォント卿は、所有して6年以内に、一族7人全員が相次いで不審な死を遂げた。次に像の持ち主となったアイバー・マヌッチの家族も、4年間で全員が死去してしまった。
    3番目の持ち主となったトンプソン-ノエル卿の家族も次々と不幸に見舞われ、4年後に一族は絶えてしまった。

    4番目の持ち主、アラン・ ビーバーブルック卿も像を購入して間もなく亡くなり、彼の妻、娘2人も相次いで死亡。息子2人は、周囲から、「この像は死の女神と呼ばれるもの。持っている者、その家族の命を奪う。早く手放した方がいい」と言われ、エディンバラにあるスコットランド博物館に像を寄付することに決めた。

    博物館の歴史学者たちは、「像が持ち主と家族を殺す」という言い伝えを、「単なる伝説、あったとしても偶然」だと片付けたが、像を受け入れ展示した博物館の係長も、直後、病に倒れ死亡している。
    この係長の死を最後に死人はでていないが、それはガラスケースの中に保管されているからであり、再び箱から出され、像に誰かが触れたら、確実に死んでしまうだろうと恐れられている。

    ④座ると死ぬ椅子

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    イングランド、ノース・ヨークシャー州サークス近くのカービィ・ウィスカという町に、バスビー・ストゥープ・インという居酒屋がある。この居酒屋には270年という長い年月の間、人々に恐れられてきた木製の椅子があった。

    1702年、この居酒屋のオーナーだったトーマス・バスビーは、義理の父親、ダニエル・アウティを、ハンマーでめった打ちにして殺害した。

    2人はそれより以前タッグを組み、軽い犯罪に手を染めていたが、舅、婿という関係から馬が合わず、よく口論をしていた。いつものように口喧嘩をした後、外で頭を冷やして居酒屋に戻ったダニエルは、自分が一番大事にしているお気に入りの椅子に、ダニエルがドカッと座っているのを見てカッとなった。
    常に酔っ払っている状態だったとも伝えられているトーマスは、ダニエルに居酒屋から出て行くよう命じ、
    その後、町中、彼を探しまくり、ハンマーで撲殺。近くの森に遺体を捨てた。

    遺体はすぐに発見され、トーマスはダニエルを殺人した罪で逮捕、死刑を宣告された。
    居酒屋と道を挟んだ場所に絞首台は設置され、トーマスは、死刑執行直前、自分の居酒屋で最後の食事をした。食事が終わった直後、彼は大声で、「この椅子に座った者に、呪いを!私と同じ悲惨な死が与えられるよう!」と叫んだ。絞首台に吊るされた彼の死体は、見せしめのため、数日間、そのまま放置されたと伝えられている。
     
    その後、付近をうろつくトーマスの幽霊らしきものが目撃されるようになったというが、人々を恐怖の底に陥れたのは、彼が呪いをかけた椅子だった。
    呪いをかけたトーマスの言葉通り、椅子に座った人が、その後、間もなくして死亡するという不可解な現象が、次々と起こるようになったのである。

    何も知らずに座ってしまった煙突掃除夫は、翌朝、古い絞首台の門柱の側で死亡しているのを発見される。
    呪いを面白がって代わる代わる座ったイギリス空軍パイロットは、その日のうちに運転していた車を木に激突させ即死した。肝試しで椅子に座った、多くのバイカーたちも、大事故に巻き込まれ命を落とした。
    座った翌夜、心臓発作を起こし死んだ者、2日後に車に撥ねられ即死した者もいた。
    誰もが、トーマスの言葉通り、悲惨な死を迎えたという。

    1970年代、この居酒屋を買いとった醸造所は、このおぞましい呪いの椅子をサークス博物館に寄付した。
    博物館は、壁の高い位置に椅子を打ち付け、誰も座れないようにした。
    1978年以降、この椅子には誰も座っていないが、呪いは永遠に続くものとされており、今なお、人々に恐れられている。

    ⑤呪いの指輪

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    サイレント映画時代、一世を風靡したイタリア出身の美男俳優、ルドルフ・ヴァレンチノ。
    彼は人気絶頂の1926年に虫垂炎と消化性潰瘍を併発し、手術を受けたものの腹膜炎と胸膜炎を起こし31歳の若さでこの世を去った。
    彼の葬儀には嘆き悲しんだ10万人ものファンが集まり、後追い
    自殺をする女性もいたと報じられている。

    ルドルフはサイレント映画俳優として大ブレイクしていた1920年、ふらりと訪れたサンフランシスコの宝石店で、とある指輪に強く惹かれた。
    店主は、「この指輪には、あまりよくないジンクスがある」と説明したが、ルドルフはそれでもほしいと購入。
    『ヤング・ラジャー』(1922)に、その指輪をはめて出演した。映画は大ゴケしてしまい、ルドルフはその後2年、映画制作から遠ざかるはめになった。
    ジンクスのせいかもしれないと、指輪を外し箱に仕舞いこんだルドルフだったが、
    『熱砂の舞』(1926)の撮影時に、指輪を小道具として使いたいと提案。撮影終了3週間後に訪れたニューヨークで虫垂炎に倒れ、わずか2週間後に命を落としたのだった。

    指輪は、人気サイレント映画女優のポーラ・ネグリが形見として譲り受けたが、すぐに病に倒れ長期間の療養を強いられることとなった。

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    1年後、ポーラはルドルフに生き写しのラス・コロンボ(↑画像)という男性に出会い、「第二のルドルフへ」と指輪を渡した。指輪をはめたラスは数日後、銃撃事故に巻き込まれ死亡
    ラスの形見として指輪を受け取った親友で芸人のジョー・カジノは、指輪は呪われていると信じ、ガラスケールの中に入れ保管した。
    長い時を経て、呪いのことをすっかり忘れたある日、ジョーは指輪をはめ、直後、トラックにはねられ死亡した。

    その後、「呪いなんて信じない」と指輪をはめたジョーの弟には呪いはかからなかったが、指輪を盗もうとした盗人が、脅しのため天に向けて撃った銃弾になぜか当たり死亡。
    さらに、伝記映画でルドルフ役を演じる俳優が、この指輪をはめた10日後に奇妙な血液の病気急死したため、「確実に呪われている」と見なされ、これ以上、犠牲者が出ないようにと、ロサンゼルス銀行の貸金庫に預けられた。

    はめた人の命を、次々と奪ってきた呪われた指輪は、現在もその貸金庫で眠っている。

    管理人:ニート神
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    「Cursed Things 2」



    不気味な人形

    古くから人形には魂が宿るといわれているが、さまざまな超常現象やオカルト話の題材になってきたホラーな人形といえば映画「チャイルド・プレイ」のチャッキーが有名
    だが、現実の世界にはチャッキーよりも怖い人形が存在しているようだ。

    ①「サリタ」

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    2017年
    、ペルーに住む家族が恐ろしい人形体験をYouTubeで公開し、世界中で話題になっている。
    イボンヌ・ヌネスは、7年前に姪から青い目をしたかわいい人形「サリタ」を受け取った。
    しかし、それから間もなくして姪は病気で亡くなった。
    姪の死後、家の中で奇妙なことが起こり始めた。
    イボンヌの娘・アンジーは、家の中から騒音が聞こえ、「サリタ」がいる部屋の隅に奇妙な気配を感じ
    薄暗闇の中で何かの影が動くのをたびたび目撃していた。
    家族はサリタが不幸を呼び寄せているのだと、その奇妙な人形を家の中から追い出したかったが
    イボンヌはそれを拒否した。
    その理由は、「サリタ」に亡くなった姪を重ねるようになっていたから。
    しかし、その後イボンヌは
    自殺。残された家族はいまだに「サリタ」を処分できずにいるという。

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    ②「ハロルド」

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    2003年、フリーマーケットを訪れた男性が古い人形と出会う。
    その人形が妙に気になった男性は、売り手の老人と交渉して20ドルで購入。
    その場を後にしようとした男性だったが、老人はその人形「ハロルド」の
    歴史について“説明しないといけない”と語り始めた。
    その話に耳を傾けると、「ハロルド」はもともとその老人の息子へのプレゼントとしてもらったものだったが
    息子は「ハロルド」をもらってすぐに亡くなってしまった。
    そして息子の死後、「ハロルド」が置いてあった部屋からは歌と笑い声が聞こえるようになったという。
    そんないわくつきの「ハロルド」の新しいオーナーになった男性だが
    人形を手にしてから2日後に重度の片
    頭痛に見舞われ、彼の愛猫は亡くなってしまった。
    男性は「ハロルド」が来てから起こったことをまとめたウェブサイトを立ち上げ、奇妙な出来事を報告している。

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    ③「ペギー」

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    2015年に超常現象調査官のジェーン・ハリスは、とあるカップルから人形を受け取った。
    そのカップルが言うには、「ペギー」と名づけられたこの人形を見た人は、吐き気や頭痛を訴えるのだそう。ジェーンが自身の
    SNSに「ペギー」の写真をアップしたところ、その画像を見た人たちから吐き気や頭痛を訴える声が続出。ある人は「ペギー」の画像を表示した途端にパソコンが固まり、部屋の温度が急激に下がっていくのを感じたそうだ。
    一説によると、「ペギー」には
    ホロコーストで亡くなった女性の魂が棲み着いていると囁かれている。

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    ④「ルビー」

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    今からずっと昔、とある
    人形「ルビー」はひとりの少女に可愛がられていた。
    しかし、その少女は病気を患ってしまい、最終的に「ルビー」を抱きしめたまま亡くなってしまうことになる。
    その後「ルビー」は別の少女から別の少女へと受け継がれていったが
    最初の持ち主の少女以外からは、その不気味な見た目から可愛がられる事が少なく、地下室や箱の中に閉じ込められ続けた。
    しかし「ルビー」は、自分の存在を誇示するかのごとく奇妙な音を立て、家の中を歩き回り始めたという。
    最終的にこの不気味な人形は、超常現象と
    オカルト博物館に移されることに。
    その博物館を訪れた女性は自分の
    携帯電話の中にルビーの画像を見つけたそうだが、写真は撮っていないと主張している。

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    ⑤「目隠し人形」

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    2014年、
    シンガポールでの奇妙な発見がネット上を騒がせた。
    とある
    SNSユーザーは木の根元に置いてある1体の人形を発見。
    その人形は目隠しされており、目隠しにはアラビア文字で“bismillah”(アラーの名のもとに)と書かれていた。
    この「目隠し人形」を写真に撮り
    Twitterに投稿したところ、世界中に拡散されることに。
    この投稿を見た超常現象研究家は「この人形には何かが
    憑依しており、ひとりで動きまわることができる」「そのため、元の持ち主は自分の家に帰ってこないように、人形の視力を目隠しで奪ったのだ」と予想した。目隠し人形が発見された日、付近では殺人事件自殺が発生したそうだが、単なる偶然だろう。

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    管理人:ニート神
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    「Cursed Things」





    世界中に残された謎

    世界は謎であふれている。
    これまで人類は謎を解明しようとすることで進歩、発展してきた。
    人類にとって謎は生活を豊かにする上で非常に重要な事柄。

    今回は世界中に残された謎についていくつかご紹介する。

    1.世界遺産マチュ・ピチュ

    世界遺産にも認定されている「マチュ・ピチュ」は15世紀に栄えたインカ文明の遺跡でペルーのウルバンバ谷に沿った標高2430mの場所にある。
    インカ帝国は1533年にスペインからの征服で滅びたが、アンデス文明は文字を持たなかったためその多くは謎に包まれている。
    一説には神を祀る神殿や、王族の避暑地ともいわれているが明確にはわかっていない。
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    また、マチュ・ピチュには水路が張り巡らされているが、山の上で当時はポンプもなく、どうやって水を流しているのかわかっていない。
    現在では雨を利用していたという説が有力のようだが、予測の域を脱していない。

    2.ロンゴロンゴ

    ロンゴロンゴは19世紀にイースター島で見つかった古代文字。
    これらは木製の文字盤に記されており、現在では世界各地の博物館で展示されている。
    絵文字のような奇抜な文字でこれまで多くの研究者が解読を試みたが
    太陽暦とみられる一部の文字以外は解明されていない。
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    3.トーンタウン橋

    トーンタウン橋はスコットランドのクライド川にかかる橋。
    この橋は犬の自殺の名所と知られている。
    1950年頃から2016年の間で50頭以上の犬がこの橋から身を投げている。
    近くに生息するミンクなどの小動物の匂いに反応してジャンプすることが原因ではないかといわれているが、自殺は晴れた日に起きており動物が誤って飛び降りるとは考えにくいという
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    4.Cicada3301

    Cicada3301は「3301」を名乗るグループによってインターネットで出題される暗号パズル
    彼らはCicada(セミ)をシンボルとしており、非常に難解な問題を出すことで知能指数の高い人間を見つけ出そうとしているといわれている。
    NSA(アメリカ国家安全保障局)やCIA(中央情報局)などの国家機関が優秀な人材を採用するため行っていると噂されているが、これらの機関はそれを否定している
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    5.古代ヨーロッパ人のDNA

    古代のヨーロッパ人のDNAを調べたところ他の人類のDNAと違い、4500年前に突然変異を起こしていることがわかっている。
    その変異が起こる前までの彼らは現在の「白い肌、碧の瞳」とは違い、「浅黒い肌に青い瞳」をしていたという。当時彼らに何が起こったかは判明していない。
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    6.夢を見るメカニズム

    夢を見るメカニズムは解明されておらず、「脳の情報整理」や「願望の表現」など様々な解釈をされている。
    また、動物も夢を見ることがわかっており複雑な脳構造を持つ知的生命体に限らない点も謎のひとつ。
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    7.パトムスキーのクレーター

    1949年、シベリアのパトムスキー川の近くで謎のクレーターが発見された。
    このクレーターは300年前に自然に形成されたことがわかったが、どのように形成されたかはわかっていない。非常に大規模で高さは25階建てのビルほどもある。
    近くから隕石や噴火の痕跡も残っておらず、研究者も頭を悩ませている。
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    8.死の予知

    エイブラハム・リンカーンは暗殺される数日前に夢の中で自分の死体を見たと証言していた。
    また、25代大統領のウィリアム・マッキンリーも自分の死体を夢で見ていたという。
    死の予知は世界中で報告されているが、科学的な説明はなされていない。
    俳優のジョン・ガーフィールドも自分の死を予知していたという。
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    9.コーラの作り方

    コカ・コーラは1886年に誕生して以来、世界中で飲まれ続けているロングセラー清涼飲料。
    そのレシピはトップシークレットとされており、そのレシピを完全に把握しているのは世界でたった二人といわれている。また、オリジナルのレシピはアメリカの銀行で厳重に保管されているそう。
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    10.麻酔のメカニズム

    麻酔は歯の治療から大手術に至るまで現代医療に必要不可欠なものだが、実はそのメカニズムは解明されていない。
    このメカニズムを理解することができれば副作用のない麻酔を作ることができる可能性があるため、世界中で日々研究が続けられている。
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    11.人類はどこからきたのか

    人類と祖先になった猿の仲間とはあまりにかけ離れており、中間の生物は発見されていない。
    そのため本当に猿の仲間から進化したのか疑問を唱える研究者も多い。
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    12.秘密結社フリーメイソン

    フリーメイソンは16~17世紀に結成された友愛結社でその起源も正確にはわかっていない。
    フリーメイソンリーには「自由」、「平等」、「友愛」、「寛容」、「人道」の5つの基本理念があるといわれている。
    歴代のアメリカ大統領や政治・財政界の著名人が参加しているといわれているが活動内容も含め、その詳細はわかっていない。
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    出典:wikipedia

    管理人:ニート神
    からのひとこと

    世界にはまだまだ謎があふれていると思うと
    とてもロマンを感じるね
    真実を知りたいと思いながらも謎を追い求める
    人間とは不思議なもの
    それが人間の本質なのかもしれない

    (以前公開していた記事です。再公開しました)


    フュアリー・ヘクラ海峡

    カナダのフュアリー・ヘクラ海峡の海底から正体不明のビーコン音が発生しており、それが原因で付近から野生動物の姿が消えてしまったとCBC Newsが報じている。

    ビーコン音が発生している場所は、狩猟や漁業が行なわれている地域だが、ビーコン音を嫌い、野生動物が近寄らなくなってしまったという。

    CBC Newsによると、原因の1つとして、鉱山採掘を行なうBaffinland Iron Minesがソナー調査用の機器を設置したのではとの憶測もあったが、同社は件の場所にはそのような機器を設置しておらず、水中用の機器も所有していないと否定しているという。

    別の憶測としては、捕鯨に反対するグリーンピースがイヌイットによる捕鯨を邪魔する目的で、鯨を驚かすためのソナーを設置したのではとの噂もあるが、確証はなく、グリーンピースも否定しているという。

    この報告を受けたカナダ軍も調査を開始しているほか、この音がカナダ軍の潜水艦によるものではないとしている。

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