コトリバコ ー情報ー

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管理人こと「Gamotan」が調べ得た情報を紹介します。

コトリバコ(子取り箱)とは、呪具の類。


元々コトリバコは、とある集落で過酷な迫害に抵抗する為に外部から持ち込まれた呪術を基に製作された呪いの小箱、即ちオートメーションで対象の家系を根絶やしにするシステムとして2chにて紹介されています。

概要

概要として水子の死体の一部などを細工箱のような小箱の中に入れて封をし、パズルや置物などともっともらしい嘘をついて殺したい人物の身近に置かせる。 


但し、この呪いは呪詛の中でもかなり強力なものでありその呪いは製作者本人でさえも制御できず、下手をすれば自分たちさえ殺しかねないような危険な代物でした。
(何年か経過したのちに村の子供がコトリバコの一つを知らずに持ち帰ってしまい、その日のうちに家の女子供が死に絶えている)


時間が経過しても呪いは衰えず、更に呪いの性質上解体が出来ない、つまり一度リリースされた呪いはキャンセルが効かない為、神社や寺などで長い永い年月をかけて少しずつ清めることでしか呪いを薄めることはできなかったようですね。


その製作法ゆえか女・子供を苦しんだ上で殺すという、まさに子孫を奪う「「“子獲り箱”」」

なお、何人の水子の死体を使用するかによって呪いの強さが大きく変化し、一人から順に「イッポウ」「ニホウ」「サンポウ」「シホウ」「ゴホウ」「ロッポウ」「チッポウ(シッポウ)」「ハッカイ」という順番で強力になっていき、名前も変わっていく。 


特に「ハッカイ」は非常に危険な代物であり、呪詛を伝えた人物が二度と作ってはならないと念を押した上で、対価として貰い受けている。 


コトリバコは明治初期の隠岐騒動によって逃げてきたある人物が、その逃げた先の部落との契約のもとに作成されたとされています。


要するに最悪の呪物の作り方を教える代わりに最初の一つをその人物によこせ!といった内容らしい。そして最初の呪物には8人の子供を犠牲にしなくてはいけなかった。

その部落の場所は今でいう島根県あたりとされています。

その村人達は庄屋を中心とした人々から悲惨な差別や迫害を受けていた、その差別のおかげで貧しいので間引きも頻繁に行われていた。
迫害のため満足に仕事もできなかった。差別をする人達への恨みが募り続けていた。それを具現化する呪物の制作方法を手に入れた、それがコトリバコ・・・・。

本当に存在するの? 

コトリバコは、2chから発生したという見方が強いものの、日本の伝統技術の大半は中国由来の物や人を通して伝えられるケースが多く、それが後に独自の進化を遂げるパターンが多い。
コトリバコの製造技術も例外ではなく、まさに中国由来の技術であるのは確かだとも言われています。

コトリバコまたは類似する箱の製法もまた日本全国に広まっていますね、例えば『呪い箱』『畜生箱』『たたり箱』など。


この辺の事も視野に入れ考えると、そもそもネットで騒がれるものの中には
ネットて生み出されたものの中に紛れて、元々そのアーキタイプとなる逸話は既に実在していた
つまりベースとなる実話が先ずありきでそこからネット媒体に話が拡散したものもあるかもしれませんね

管理人:ニート神
からのひとこと

コトリバコのベースとなったものに実際に呪術効果があったか否かは別として、当時の圧政に苦しむ者達の中から考え出された苦痛緩和の為のプロパガンダなのかもしれません。

最後に個人的な話ですが、よくコメントに書いてくれる

「オカルティック・ナイン」って何のこと?
なんか、ブログのタイトルにしてもかっこよさそう!

追記:アニメのことなのね。
見てないけど・・・