超常科学 -キリキリバサラ-

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    カテゴリ: 武器

    —伝説、説話、歴史上に登場する「聖槍」について

    数多の聖槍の詳細


     皆さんは、聖槍をご存知ですか??

    聖槍(せいそう)は、磔刑に処せられた十字架上のイエス・キリストを確認するため、わき腹を刺したとされるである。

    イエスの血に触れたものとして尊重されている聖遺物のひとつ。新約聖書の「ヨハネによる福音書」に記述されている(19章34節)。ヨハネ伝の作者は、仮現説論者に対し、この箇所で、イエスが一度死んだことを強調しているとも考えられる。またキリスト受難の象徴でもある。槍を刺したローマ兵の名をとって、「ロンギヌスの槍」とも呼ばれる。

    聖遺物崇敬が高まった時代にいくつかの「聖槍」が発見され、現在も複数が保存されている。



     そんな世界の伝説などに登場する「聖槍」たちについて紹介していきたいと思います!

     

    伝説・説話に登場する聖槍

    アーサー王伝説の聖槍
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    キリスト教説話としての性質の濃い、アーサー王伝説の聖杯探索のくだりにも聖槍は登場する。

    聖杯城カーボネックを訪れた円卓の騎士らの前に聖杯とともに現れ、穂先から血を滴らせた白い槍という姿で描写される。

    名前はロンゴミアントと言われている。

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    —キリスト教・ヨハネによる福音書の登場する伝説の槍「ロンギヌスの槍」について—

    ロンギヌスの槍の詳細


     皆さんは、キリスト教をご存知ですか??


    キリスト教は、ナザレのイエスキリスト(救い主)として信じる宗教イエス・キリストが、神の国の福音を説き、罪ある人間を救済するために自ら十字架にかけられ、復活したものと信じる。その多く(正教会東方諸教会カトリック教会聖公会プロテスタントなど)は「父と子と聖霊」を唯一の神(三位一体至聖三者)として信仰する。

    世界における信者数は20億人を超えており、すべての宗教の中で最も多い。


     そんな登場する「ロンギヌスの槍」という伝説の槍について紹介していきたいと思います!

    続きは↓

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    —ギリシャ神話の伝説の神器「ハルパー」について—

    黄金のハルパーの詳細


     皆さんは、ギリシャ神話をご存知ですか??

    ギリシア神話は、古代ギリシアより語り伝えられる伝承文化で、多くの神々が登場し、人間のように愛憎劇を繰り広げる物語である。ギリシャ神話とも言う。

    古代ギリシア市民の教養であり、さらに古代地中海世界の共通知識でもあったが、現代では、世界的に広く知られており、特に、ギリシャの小学校では、ギリシャ人にとって欠かせない教養として、歴史教科の一つになっている。

    ギリシア神話は、ローマ神話の体系化と発展を促進した。
    プラトーン、古代ギリシアの哲学思想ヘレニズム時代の宗教世界観キリスト教神学の成立など、多方面に影響を与え、西欧の精神的な脊柱の一つとなった。
    中世においても神話は伝承され続け、その後のルネサンス期、近世近代の思想や芸術にとって、ギリシア神話はインスピレーションの源泉であった。


     そんなギリシャ神話に登場する「ハルパー」という伝説の神器について紹介していきたいと思います!

    黄金のハルパー 

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    ハルパー ~
    メデューサの首を切り落とした名高い黄金の内刃剣ハルパー~

    ハルパーは、古代ギリシアで使用されていた刀剣の一種。ハルペーと表記される場合もある。

    刀身がのように大きく湾曲した形状をしており、刃は内側にある。主な使用法は、湾曲した刃を引っ掛けて力任せに切り落とす。


    大きく湾曲した内刃の剣です。
    ハルパーは古代ギリシアで実際に使われていた湾曲した刀剣で、草刈鎌のような形状をした剣だったといわれます。
    ハルパーの湾曲した形状から引っ掛けて切り落とすというように使われていたようです。
    非常に鋭い刃を持っていたという
    ハルパーは、神や巨人、怪物であってもハルパーで殺すことができたのだといわれています。

    ギリシア神話においてヘルメースの武器として度々登場します。

    鍛冶神ヘーパイストスが鍛造したアダマントのハルパー(アダマスの鎌)は、クロノスによる天空神ウラヌスの去勢、巨人アルゴスの暗殺、英雄ペルセウスメドゥーサ討伐などに使用された。

    このハルパーは、たとえ相手が不死の神や怪物であっても効力を発揮したといわれている 


    ハルパーは以下のような神話の物語の中に登場しています。

    ギリシア神話の主神ゼウスの妻ヘラに仕えていた神官の中に、イーオーという美しい神官がいました。イーオーを見初めたゼウスは自分のものにしますが、その現場をヘラに見つかりそうになります。これをごまかすため、ゼウスはイーオーを雌牛に変えてしまいました。

    ですがヘラはすべてを見破りつつも、イーオーを雌牛として扱いゼウスから無理矢理貰い受けたのです。そしてヘラは巨人アルゴスにその見張りをさせたのでした。

    巨人アルゴスは複数の目を持ち死角もなかったので、誰もイーオーに手を出すことができませんでした。

    ですがイーオーを諦め切れなかったゼウスは、知恵者ヘルメスを頼ります。ヘルメスは葦笛を用いて巨人アルゴスを眠らせ、その首を黄金のハルパーで切り落としイーオーを取り戻したのでした。

    黄金のハルパーは、その後ゼウスの子であるペルセウスが怪物メデューサを退治する際にヘルメスから黄金のハルパーを与えられています。

    メデューサは髪の毛の一本一本が毒蛇、歯は猪、手は青銅で黄金の翼を持ち、その瞳に見つめられたものは石に変えられるという怪物でした。
    かつて自らの美しさを女神アテナ以上であると言い触らした為、アテネの怒りを買いこの姿にされたのだといわれています。

    ヘルメスはハルパーのほかに、鏡のように映る盾と姿を消してしまうハデスの兜、空飛ぶ羽の生えたサンダルをペルセウスに与えました。

    ペルセウスはハルパーをはじめとするこれらの装備を使い、盾に写ったメデューサをハルパーを使いその首を切り落としたのでした。ペルセウスはハルパーを使いメデューサの首を切り落としましたが、ハルパーのような鋭い刃をもつ名刀でなければメデューサの首を切り落とせなかったといわれています。

    メデューサの首をハルパーで切り落とした後、ペルセウスは岸壁に鎖で縛られたエチオピアの女王アンドロメダを見つけ、ハルパーでその鎖を断ち切りアンドロメダを助け出しました。
    その後二人は結婚し、ペルシア王国の祖となりました。二人の子供の中には英雄として名を残したヘラクレスなどがいたのでした。



    ハルパーは多くの神や英雄の手で使われたと伝えられています。
    ペルセウスが
    ハルパーを使った以前には、農耕神クロノスが天空神ウラヌスの性器を切り取る際にハルパーを使ったといわれている他、百目の巨人アルゴスを殺した際にもハルパーが使われたと伝われています。

    また捕らえられたゼウスの足の腱を切り落としたのも
    ハルパーだったともいわれているようです。

    —ケルト神話の伝説の神器「ゲイ・ボルグ」について—

    ゲイ・ボルグの詳細


     皆さんは、ケルト神話をご存知ですか??

    ケルト神話は、ケルトの神々に関する神話であり、実質的に鉄器時代ケルト民族宗教伝承体系を指します。

    他の鉄器時代のヨーロッパの民族と同じく、初期のケルト人は多神教の神話・宗教構造を持っていました。
    ケルト神話は
    古代ローマと密接な接触を持ったケルト民族、たとえばガリア人ケルトイベリア人などの間では、ローマ帝国による征服とキリスト教への改宗のため生き残ることができず、かれらの神話はほぼローマやキリスト教側の同時代史料を通じてのみ今に伝えられているといいます。
    他方で政治的、言語的アイデンティティを維持することができた民族(
    ゲール人ピクト人大ブリテン島アイルランドブリトン人)は祖先の神話の名残りを今に残すことができましたが、文字に書き記されたのは中世に入ってからでした。 


     そんなケルト神話に登場する「ゲイ・ボルグ」という伝説の神器について紹介していきたいと思います!

    ゲイ・ボルグ 

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    ゲイ・ボルグは、ケルト神話に登場する

    2頭の海獣「Coinchenn」と「Curruid」が争い、敗れた方の骨をつかってボルグ・マク・ブアインがこの槍を作り上げた。その後、影の国の女王スカアハケルト神話に登場する女神)によって若きクー・フーリンケルト神話の半神半人の英雄。に授けられる。

     

    ゲイ・ボルグは銛(モリ)のような形状をしており、投げれば30の矢じりとなって降り注ぎ、突けば30の棘となって破裂する。

    そのためこの武器を紹介するときに銃の項目で紹介されることもあるみたい。
    クー・フーリンは足を使ってこの槍を投擲したと言われており、ゲイ・ボルグを槍の名ではなくこの投擲法の名とする説もある。

    ゲイ・ボルグは怪力無双のクー・フーリンにしか扱えないほど重いとされる話もあるが、他の人物が手に持つことがあり、重量に関する逸話は後世の彩飾の可能性が高い。
     

    投げた場合の能力は前述の他に

    1. 敵軍に残らず刺さる
    2. 敵を逃さず命中する
    3. 稲妻のような速さで敵をまとめて貫くなどがある。
    4. 敵の全身に毒を残す
    5. 全身の内臓と血管の隙間に大釘を残す
    6. どんな防具も貫通する
    7. 奇妙な軌道で突き刺さる
    8. 無数に枝分かれして刺さる
    9. この槍でつけた傷は直らない、刺された者は必ず死ぬなどがある。

    その能力の通り、ゲイ・ボルグで刺された相手は必ず一撃で致命傷を負っている。

    どちらの能力も、通常の武器にあるまじき破裂を基本としている。

    このためかは不明だが、クー・フーリンが通常の戦闘において振るう武器は光の剣クルージーン・カサド・ヒャンケルト神話の登場人物であるクー・フーリンの光の剣)やありふれた投擲物であり、ゲイ・ボルグを用いることは少なく、同格の敵との決闘でも最後の最後に用いるのみである。

     

    クー・フーリンがゲイ・ボルグを使用した相手としては、無二の親友にしてライバルである
    フェルディア、実子であるコンラが有名である。

    彼ら二人はクー・フーリンと同じスカアハの修行を修めており、ゲイ・ボルグの有無が生死を分けたという。

    フェルディアは分厚い鉄の大盾、鉄の前垂れ、石の鎧、全身にできた胼胝によって身を固めており、特に胼胝のために周囲はゲイボルグをも防ぐだろうと予想していたが、ゲイボルグはこれらの装備を引き裂いてフェルディアの腹に刺さった。


    この他、幼馴染の御者レーグ、愛馬の一頭である灰色のマッハ、そしてクー・フーリン本人が、謀略によってゲイ・ボルグに貫かれたとする伝承もある。


    クーリーの牛争いに端を発するコノートの女王メイヴとの戦いで、止むを得なかったとはいえ、修業時代の親友フェルディアをゲイボルグで殺してしまい、後に彼を訪ねてきた息子コンラもやはりゲイボルグで殺してしまう(これはコンラの存在を知らなかった為)。

    ゲッシュ(
    「〇〇の場合は、決して〇〇はしてならない」のような制約(義務や誓い)を破ったために(一説ではオイフェらの策略によって次々と破らされたとも)半身が痺れたところを敵に奪われたゲイボルグに刺し貫かれて命を落とすが、その際、こぼれ落ちた内臓を水で洗って腹におさめ、石柱に己の体を縛りつけ、最後まで倒れることがなかったという。

    —北欧神話の伝説の神器「ダーインスレイブ」について—

    ダーインスレイブの詳細


     皆さんは、北欧神話をご存知ですか??

    北欧神話とは、名前の通り北欧で言い伝えられている神話のことです。
    詳しく説明すると、キリスト教化される前のノース人の信仰に基づく神話。
    スカンディナビア神話とも呼ばれている。
    ゲルマン神話の一種で、ノルウェースウェーデンデンマークアイスランドおよびフェロー諸島に伝わっていたものの総称。普通、フィンランド神話とは別系統のものとされる(wiki参照)


     そんな北欧神話に登場する「ダーインスレイブ」という伝説の神器について紹介していきたいと思います!

    ダーインスレイブ
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    ダーインスレイヴとは、北欧の伝承に登場する魔剣
     

    一度鞘から抜いてしまうと、生き血を浴びて完全に吸うまで鞘に納まらないといわれた魔剣の代表格。
     

    その名前は「ダーインの遺産」という意味である。ダーインとはドヴェルグ。即ちドワーフの一人です。
    この剣はかつて『ニーベルングの歌』に登場するファフニールの宝物の中にあったもの 

    ダーインスレイヴは『スノッリのエッダ』の『詩語法』に登場し、ヘグニが持っているとされる。



    Hogne answered: Too late do you offer to make peace with me, for now I have drawn the sword Dainsleif, which was smithied by the dwarfs, and must be the death of a man whenever it is drawn; its blows never miss the mark, and the wounds made by it never heal.ヘグニはこう答えた。「おまえが和解を求めるにしても、もはや遅すぎる。私がもうダーインスレイヴを抜いてしまったからだ。この剣はドウェルグたちによって鍛えられ、ひとたび抜かれれば必ず誰かを死に追いやる。その一閃は的をあやまたず、また決して癒えぬ傷を残すのだ。」
    ウィキソース英語版 - Prose Edda/Skáldskaparmál19:37, 25 July 2006 (UTC) の版より引用)
     


    なお、ヘジンとヘグニの争い(ヒャズニングの戦い)は『セルリの話』にも描かれているが、こちらの話ではこの名前は登場しない。



    一般の人からすれば何だろうと思うこの剣ですが、特定の界隈では非常に有名な剣。
    このタイプの人を殺さないと鞘に戻らないという武器は世界でも多く見られ、ティルヴィングや村雨など有名なものが多いです。
    そしてたいていがバッドエンドやそれに近しいオチ。
    まあ、呪われた魔剣やら妖刀やらが、幸せなんて運んでくれるはずもないので当然といえば当然

    このダーインスレイヴですが、創作作品などでは終わりを齎すもの、的な感じで高位の魔剣扱いされることが多いです。
    人を斬り殺すことに特化しているため、強力な魔剣ではあるでしょうが、別に終末を齎す剣とかではないということですね。
     

    —北欧神話の伝説の神器「グラム」について—

    グラムの詳細


     皆さんは、北欧神話をご存知ですか??

    北欧神話とは、名前の通り北欧で言い伝えられている神話のことです。
    詳しく説明すると、キリスト教化される前のノース人の信仰に基づく神話。
    スカンディナビア神話とも呼ばれている。
    ゲルマン神話の一種で、ノルウェースウェーデンデンマークアイスランドおよびフェロー諸島に伝わっていたものの総称。普通、フィンランド神話とは別系統のものとされる(wiki参照)


     そんな北欧神話に登場する「グラム」という伝説の神器について紹介していきたいと思います。

    グラム
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    北欧神話における最大の英雄の一人・
    シグルド(ジークフリート)の愛。 
    その名は「怒り」を意味する。 
      

    もともとは彼の父シグムントの剣。 
    主神オーディンが人間の中から自らの財宝の後継者を選定すべく、ヴォルスンガ族の宴会に現れ、この剣をリンゴの木に突き立てて「抜いて見せろ」と言う。
    多くの屈強な戦士が挑戦するも叶わず、シグムントがこれを引き抜いて己のものとした。

    以後、オーディンと
    ノルン三女神の加護を受けたこの剣により、シグムントは数々の戦に勝利し、奪われた国と王位を取り戻すことに成功する。 

    しかしシグムントが双子隠し子を儲けていたことが発覚し、そのことでオーディンの怒りを買ってしまう。
    そして第二王妃ヒョルディースを巡る義子との諍いの最中にオーディンが現れ、剣を折られてしまった。

    老齢に加え、剣の加護を無くして命運尽きたシグムントは、折れた剣をヒョルディースに託し、
    「その剣から新たな剣(=グラム)が生まれるだろう」と言い残して息を引き取った。 

    時を経て、息子シグルドが魔竜ファフニール(の詳細をブログで紹介していますのでこちらからよければどうぞを倒すべく優秀な剣を模索している中で、父が遺した折れたグラムに目を付けてこれを鍛え直し、復活することとなる。 


    その切れ味は、水にさらすと上流から流れてきた一筋の毛が絡みつかずに真っ二つに断たれるほどといわれ、さらに鍛え直された時には金床の石を砕き、ファフニールの鋼の鱗を斬り伏せるなど、凄まじい切れ味と破壊力を誇る。 

    ファフニール退治以降はシグルドの愛剣となり、彼の戦いを支え続けたとされる。 
    シグルド最期のときも、彼を殺した刺客に投擲され、その体を腰から真っ二つに切断している。
     

    シグルズの死後は、彼と一緒に埋葬された。 


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