数多の聖槍の詳細
皆さんは、聖槍をご存知ですか??
聖槍(せいそう)は、磔刑に処せられた十字架上のイエス・キリストの死を確認するため、わき腹を刺したとされる槍である。
イエスの血に触れたものとして尊重されている聖遺物のひとつ。新約聖書の「ヨハネによる福音書」に記述されている(19章34節)。ヨハネ伝の作者は、仮現説論者に対し、この箇所で、イエスが一度死んだことを強調しているとも考えられる。またキリスト受難の象徴でもある。槍を刺したローマ兵の名をとって、「ロンギヌスの槍」とも呼ばれる。
聖遺物崇敬が高まった時代にいくつかの「聖槍」が発見され、現在も複数が保存されている。
そんな世界の伝説などに登場する「聖槍」たちについて紹介していきたいと思います!
伝説・説話に登場する聖槍
アーサー王伝説の聖槍
キリスト教説話としての性質の濃い、アーサー王伝説の聖杯探索のくだりにも聖槍は登場する。
聖杯城カーボネックを訪れた円卓の騎士らの前に聖杯とともに現れ、穂先から血を滴らせた白い槍という姿で描写される。
名前はロンゴミアントと言われている。