—北欧神話の伝説の神器「グラム」について—

グラムの詳細


 皆さんは、北欧神話をご存知ですか??

北欧神話とは、名前の通り北欧で言い伝えられている神話のことです。
詳しく説明すると、キリスト教化される前のノース人の信仰に基づく神話。
スカンディナビア神話とも呼ばれている。
ゲルマン神話の一種で、ノルウェースウェーデンデンマークアイスランドおよびフェロー諸島に伝わっていたものの総称。普通、フィンランド神話とは別系統のものとされる(wiki参照)


 そんな北欧神話に登場する「グラム」という伝説の神器について紹介していきたいと思います。

グラム
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北欧神話における最大の英雄の一人・
シグルド(ジークフリート)の愛。 
その名は「怒り」を意味する。 
  

もともとは彼の父シグムントの剣。 
主神オーディンが人間の中から自らの財宝の後継者を選定すべく、ヴォルスンガ族の宴会に現れ、この剣をリンゴの木に突き立てて「抜いて見せろ」と言う。
多くの屈強な戦士が挑戦するも叶わず、シグムントがこれを引き抜いて己のものとした。

以後、オーディンと
ノルン三女神の加護を受けたこの剣により、シグムントは数々の戦に勝利し、奪われた国と王位を取り戻すことに成功する。 

しかしシグムントが双子隠し子を儲けていたことが発覚し、そのことでオーディンの怒りを買ってしまう。
そして第二王妃ヒョルディースを巡る義子との諍いの最中にオーディンが現れ、剣を折られてしまった。

老齢に加え、剣の加護を無くして命運尽きたシグムントは、折れた剣をヒョルディースに託し、
「その剣から新たな剣(=グラム)が生まれるだろう」と言い残して息を引き取った。 

時を経て、息子シグルドが魔竜ファフニール(の詳細をブログで紹介していますのでこちらからよければどうぞを倒すべく優秀な剣を模索している中で、父が遺した折れたグラムに目を付けてこれを鍛え直し、復活することとなる。 


その切れ味は、水にさらすと上流から流れてきた一筋の毛が絡みつかずに真っ二つに断たれるほどといわれ、さらに鍛え直された時には金床の石を砕き、ファフニールの鋼の鱗を斬り伏せるなど、凄まじい切れ味と破壊力を誇る。 

ファフニール退治以降はシグルドの愛剣となり、彼の戦いを支え続けたとされる。 
シグルド最期のときも、彼を殺した刺客に投擲され、その体を腰から真っ二つに切断している。
 

シグルズの死後は、彼と一緒に埋葬された。