—なんか書きたくなった北欧神話の三大魔物について、その2「ヨルムンガンド」—

 ヨルムンガンドの詳細

 皆さんは、北欧神話をご存知ですか??

北欧神話とは、名前の通り北欧で言い伝えられている神話のことです。
詳しく説明すると、キリスト教化される前のノース人の信仰に基づく神話。
スカンディナビア神話とも呼ばれている。
ゲルマン神話の一種で、ノルウェースウェーデンデンマークアイスランドおよびフェロー諸島に伝わっていたものの総称。普通、フィンランド神話とは別系統のものとされる(wiki参照)


 そんな北欧神話に登場する「三大魔物」について記事別で紹介していきたいと思います。
 まずは、ゲームや漫画、アニメ、ライトノベルにたびたび名前が挙がる「ヨルムンガンド」からです!

ヨルムンガンド(「大地の杖」の意)
425px-Johann_Heinrich_Füssli_011

北欧神話に登場する毒蛇の怪物。その名は「大地の杖」を意味する。
ロキ(北欧神話/悪戯好きの神)が女巨人アングルボザ(ロキとの間に巨狼フェンリル、ミズガルズの大蛇ヨルムンガンド、ヘルを生んだ)との間にもうけた、またはその心臓を食べて産んだ、三兄妹の中間子(二匹目)。

『スノッリのエッダ(スノッリのエッダとは、1220年ごろにアイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンが著した詩の教本)』、第一部『ギュルヴィたぶらかし(『ギュルヴィたぶらかし』とは、「スノッリのエッダ」を構成する作品の一つで、『エッダ』の第1部にあたり、約20,000語から成る)』その中の第34章によると

ヨルムンガンドら子供達(フェンリル・ヘル)がいずれ神々の脅威となることを予見した主神オーディン(北欧神話での絶対神)がヨトゥンヘイム(「ヨトゥン」と呼ばれる霜の巨人族と丘の巨人族が住む国、神々とは敵対関係)で育てられていたヨルムンガンドを連れてこさせ、海に捨てた。

しかしヨルムンガンドは海の底に横たわったまま、ミズガルズ(北欧神話に登場する人間の住む領域:中つ国)を取り巻き、更に自分の尾をくわえるほど巨大な姿に成長した。

『古エッダ(9世紀~13世紀にかけて成立したとされている、古ノルド語で書かれた歌謡集』の『ヒュミルの歌』第22-24節および『ギュルヴィたぶらかし』第48章の伝えるところでは
雷神トールが巨人のヒュミル(海の巨人)とともに船で釣りに出た際、ヨルムンガンドを釣り上げ、鉄槌ミョルニル(雷神トールが持つ鎚(ウォーハンマー)である)で倒そうとした。

しかし『ギュルヴィたぶらかし』では船が沈むことを恐れたヒュミルが釣り糸を切ってしまったため、海中に逃がしてしまった。『ヒュミルの歌』においても、ヨルムンガンドは頭部に一撃を受けながらも海中に逃れている。
 
また、『ギュルヴィたぶらかし』第46章で語られる、トールが巨人の王ウートガルザ・ロキ(ロキとは別人)の宮殿を訪れた際のエピソードでは、「猫を持ち上げて床から脚を離してみせよ」と言われたトールが猫の胴を高々と持ち上げたものの、床から離すことができなかった。

猫とは実は、ウートガルザ・ロキの幻術によって猫の姿に見えていたヨルムンガンドだった。
 
『ギュルヴィたぶらかし』第51章では、ラグナロクが到来するとき、ヨルムンガンドが海から陸に上がり、その際に大量の海水が陸を洗う様子が語られる。
また同章および『古エッダ』の『巫女の予言』ではヨルムンガンドとトールの戦いが語られた。


トールはミョルニルを3度投げつけ、ヨルムンガンドをうち倒す事に成功するが、最期に吹きかけられた毒のために命を落とし、決着は相打ちという形で終わることになる。


 
人気ブログランキングへ