死海文書 後編

死海周辺で発見される最古の聖書写本「死海文書」
この死海文書には旧約聖書にはない予言が記述されているという。

今回は死海文書について、発見の経緯とその内容、旧約聖書には無い奇妙な予言などをご紹介する

死海文書には予言が記されている?

死海文書には旧約聖書に記されていない予言が存在している。
そのためこの「失われた予言」はオカルト界隈で都市伝説と化し、死海文書の人気を支える理由にもなっている。

ここでは死海文書に記されているとされる予言の中から特に有名なものをご紹介する。

①イスラエルの破滅

死海文書には「イスラエルが国家として立ち上がるも70年にわたって長い混乱に見舞われる」という予言が存在します。さらにその混乱の最後には破滅が待っているとされている。
イスラエルの破滅
イスラエルは1948年に建国されて以降、様々な問題を抱えてきた。
イスラエル国における中東問題などを考えれば、この予言が当たっているようにも感じられるが偶然と言われればそれまでの話だ。

そして、予言にある70年後の節目の年は来年の2018年に当たる。
死海文書による予言のとおりイスラエル国は破滅することになるのだろうか?

②光と闇の最終戦争

死海文書の中には「光の子と闇の子のあいだに最後の戦いが生じ世界が崩壊する」という予言も存在する。その内容は以下のようなもの。

神に寄り添う者には栄光が訪れ、サタンに寄り添う者には絶え間ない破壊が訪れる

光の子も闇の子も天使と共に戦うが、神は光の子に微笑むだろう
光と闇の最終戦争
これらの予言は近年勃発が懸念される核戦争に対する予言なのではないかとして、オカルト界隈で騒がれているよう。果たして核戦争は起こってしまうのか?(最近だと核といえば北朝鮮だね。)

③日本人メシア(救世主の意)の誕生

先述した光と闇の戦争において死海文書には「光と闇の両軍にそれぞれのメシア(救世主)が誕生する」という予言も存在する。
そして、このメシアの一人が日本人から誕生するのではないかという噂がある。
日本人-メシア
日本語の語源はヘブライ語であるという研究結果があることから、日本人とユダヤ人は祖先が同じであると考えられている。
また、死海文書には「メシアは聖書を知らない東の国から現れる」という記述があり、聖書の影響が少ない日本はこれに一致するという。

果たして本当に日本からメシアが誕生するのだろうか?
そして、全てが真実と仮定するならば、日本は光と闇の戦争においてどのような関わり方をすることになるのか?

死海文書の謎とは?

死海文書は2000年の時を経ても現在にその原型を留めており、その防腐処理は現在でも謎とされている。環境変化に乏しい洞窟に隠されていたことを考えても、これだけ保存状態が良いことは驚異的だからだという。
死海文書-謎
最初に死海文書を買い取ったシリア正教会の大主教アタナシウスは、この古書に施された防腐処理に疑問を持った。
それは、彼が知っているどの方法にも該当しなかったから。
アタナシウスが死海文書の切れ端を燃やすと、嗅いだことのない奇妙な臭いが立ち込めたという。

死海文書の防腐処理については解読の段階でも調査されたが、最新の科学調査を行なっても結局謎のままだった。2000年前の人々は私たちの知らない独自の防腐処理技術を持っていたのだろう?

管理人:ニート神
からのひとこと

旧約聖書にない予言が残されている死海文書について紹介したよ
そもそもこれらの聖書は何を根拠に創られたものなんだろう?
また、どうしてこれほどまで長く長く語り継がれているのだろう?
予言など真実は置いておいて
地球にはまだまだロマンが溢れているね