ボマルツォ怪物公園
世界には美しい光景もあれば、見るだけで奈落の底に突き落とされる絶望的な風景もある。大量虐殺が起きた現場、幽霊が出ると曰く付きの物件、廃墟と化した街、自殺の名所・・・。
健康被害をもたらす汚染地帯、秘密の実験に使われていた島・・・など
世界には数え切れないほど存在している。
今回はそんな衝撃的で不気味な場所を取り上げたので紹介しよう。
ちなみに今回は何となく敬語ではない。
点在する場所、そして建造理由とは
イタリア中部、ウンブリア州のマルツォという名の知れない町に、世界でも有数の奇妙な公園がある。恐ろしい形相をした怪物のモニュメントが敷地いっぱいに点在しているところから「怪物公園」と呼ばれている観光スポットだ。
公園が探勝したのは1552年のこと。当時、この地帯を治めていた貴族「オルシーニ・フランチェスコ王子」が最愛の妻を亡くし悲しみに打ちひしがれている中、その苦痛から解放されるために設立したという。
誰が建造した?
王子が設計を依頼したのは、ルネサンスを代表する建築家「ピッロ・リゴーリオ」その人だ。イタリア貴族の邸宅や別荘を多く設計、イタリア式庭園のスタイルを確立させたと言われる世界的、歴史的に有名な人物であり、ミケランジェロの死後、サンピエトロ寺院の建設を引き継いだのもリゴーリオだ。
そんな大建築家が造ったにもかかわらず、フランチェスコ王子の死後、この庭園のことは忘れ去られてしまう。しかし、約400年後の1954年、一人のイタリア人がこの土地を購入し、懇切丁寧に修復したおかげで。公園の怪物たちは眠りから目覚めたのである。
管理人:ニート神
からのひとこと
訪れたらいつの間にか、別世界にいた。なんてありそうな場所
ボマルツォ怪物公園の写真は他にもネット上にたくさんあるので、見てみると面白い
ツアーもあるみたいで、入園料は10ユーロ(日本円で1200円ほど)
意外と高い
ボマルツォ怪物公園の写真は他にもネット上にたくさんあるので、見てみると面白い
ツアーもあるみたいで、入園料は10ユーロ(日本円で1200円ほど)
意外と高い
コメント
御兄さん自身へ伝えてますか?
もしまだなら直接伝えた方がやはりよいかと思い
僭越ながら進言致しました
しかしながらこれまた凄い場所が在ったものですねぇ
とはいえ表情とかかなり怖いからゾッとする
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