日本で最も有名な妖怪「鬼」。
日本文化の一部ともいえるこの鬼は本当に実在していたのだろうか?

今回は日本各地に残る鬼の伝説とその正体についてご紹介していこうと思います。

鬼の正体は?

多くの伝説を残す鬼にはモデルになった生物がいたのではないかといわれている。
ここでは鬼の正体として特に有名な説をご紹介する。

①金属工説

鬼の正体が金属工だという説が存在する。
金属工とは鉱山で鉄を掘ったり、それらを加工する職人を指した言葉。鬼の伝承の中には山や金棒などの金属工を思わせる点が多く存在している。

金属工説危険な仕事をする金属工の男たちは体格がよい人が多く、鬼の体型的な特徴にも一致。
また、鬼伝説が存在する山の多くは鉱山地帯だったこともわかっている。

②バイキング説

バイキングは1000年ほど前に海を荒らし回った海賊。
このバイキングが鬼の正体なのではないかとする説も有力視されている。バイキングは角が生えた帽子を被っており、外国人であるために当時の日本人から比べれば相当に大きな体つきをしていた。
また、白人であるため日焼けすると赤みを帯びた肌になり、毛皮を着用していた点も鬼と一致している。

バイキング説外国人に馴染みのない当時の日本人がバイキングを目撃すれば、それを鬼と見間違えても仕方がないのかもししれない。また、有名な酒吞童子の正体も日本にやってきたドイツ人だったのではないかといわれている。

③世捨て人説

世間一般とは関わることをしない訳ありの世捨て人が鬼の正体だったとする説。
鬼は毛皮などを腰に巻いているとされているが、これが自然の中で生活するサバイバーのイメージに一致している。

世捨て人説昔の日本では生活が苦しいことを理由に生まれた子どもを山に捨ててしまう風習があったといわれている。
そんな捨てられた子どもたちの中には厳しい山の環境に適応して生き延びた者も少なからずいたはず。
悲しいことに彼らは捨てられた後も鬼として人々から迫害を受けていた可能性があるという。

出典:wikipedia